浄瑠璃寺の歴史・由来

松山市と上浮穴郡久万高原町の境界にある三坂峠を下った山麓にある同市内八ヶ寺の打ち始めの霊場。奈良の大仏開眼に先立ち、布教のためにこの地を訪れた行基が伽藍を建立。白檀の木で薬師如来像を彫って本尊とし、脇侍に日光・月光菩薩、眷属として十二神将を彫造して安置した。その後、弘法大師が荒廃していた伽藍を修復し、四国霊場の一寺としたという。境内には樹齢千年を超す大樹イブキビャクシン(市天然記念物)がそびえる。
浄瑠璃寺の詳細情報
| 宗派 | 真言宗豊山派 |
|---|---|
| 本尊 | 薬師如来 |
| 開基 | 行基菩薩 |
| 創建 | 和銅元年(708) |
| 住所 | 〒791-1133 松山市浄瑠璃町282 |
| 電話 | 089-963-0279 |
| 駐車場 | |
| 宿坊 | なし |
