太山寺の歴史・由来

開基とされる真野長者は豊後(大分)の大富豪。用明2年(587)、この地の沖を航行中、大暴風雨に遭い観音さまに無事を祈願したところ救われた。この報恩にと一夜でお堂を建立したと伝えられる。現在の本堂は鎌倉時代の建立で、愛媛県内では最も大きな木造建築で国宝。本堂に安置する7体の十一面観音像は後冷泉天皇(在位1045~68)をはじめとする6代の天皇が奉納したものだ。
太山寺の詳細情報
| 宗派 | 真言宗智山派 |
|---|---|
| 本尊 | 十一面観世音菩薩 |
| 開基 | 真野長者 |
| 創建 | 6世紀後半 |
| 住所 | 〒799-2662 松山市太山寺町1730 |
| 電話 | 089-978-0329 |
| 駐車場 | |
| 宿坊 | なし |
