四国八十八ヶ所を巡るお遍路は、ただお寺を巡るだけじゃないんです。
観光やご当地グルメを満喫しながら、感動の景色にも出会える旅。
八十八ヶ所すべて巡ると、願いが成就するとも言われています。
パワースポットも満載で、ココロもカラダも元気になれるはず。
新しい自分に出会える女子旅・「お遍路女子」はじめませんか?
季節の景色を楽しむ観光や、グルメ・日帰り温泉も。
はじめての女子一人旅にもオススメ。
四国には癒やしの観光スポットや地元の味を使ったスイーツ、グルメがいっぱい。宿泊しなくても入浴できる「日帰り温泉」や足湯も充実しています。お接待の文化が根づいた地域なので、お遍路女子の一人旅も安心です。ひとつの県ごとにまわる「一国参り」なら宿泊施設を拠点にプランを組みやすく、ゆっくり観光もできるメリットも。紅葉やお祭りなど、季節のイベントにあわせてプランを立てるのもおすすめです。
週末からでも始められる「区切り打ち」で
自分のスタイルで、気軽にスタート!
お遍路は「長い距離を何日もかけて歩いて巡る」…というイメージがありますが、実は88ヶ所すべてを一度に回らないといけない、歩いてまわらないといけない、といったルールはありません。最近は週末だけ、駅や空港の周辺など、観光のついでに近くの札所をまわるといった「区切り打ち」が主流。徒歩以外にも自転車、バイク、車、バスツアーなどさまざまな手段の巡礼があります。最近はサイクリングでの巡礼も多いとか。ぜひ自分のスタイルを探してみて。
お遍路女子マストアイテム
服装は基本的に自由なので、かわいい登山ウエアや動きやすい普段着でもOK!
必須アイテムは持ち運びやすいものや、シンプルなものなどバリエーションも豊富。
札所周辺でも購入できるので、お気に入りを探すのも楽しい。
お遍路スタイルにチャレンジ!
- 1金剛杖
- 修験者や登山者が持っている白木でできた杖。お大師さまの化身という意味があり、「同行二人」の象徴でもあるお遍路マストアイテム。これは必ず持って行きましょう。
- 2白衣
- 「俗世を離れ、心清く」を意味するお遍路さんの正装です。
ひと目でお遍路さんとわかるので、お接待をうけるときなどにも便利。
- 3輪袈裟
- 霊場への巡拝には欠かせない略式の法衣で、首からかけて使います。
持っていくもの
お遍路マストアイテム
お遍路バッグを用意して、まとめておくと便利です。
1納経帳
参拝の証としてお寺ごとに墨書き・御宝印をいただくための帳面です。バッグに入る小さいものも。
2納札
各お寺やお接待をうけたときに渡します。
3念珠(数珠)、経本
毎回参拝で使うので、ぜひ用意して。
4お線香・ろうそく
各札所でも買えますが、事前に購入しておきましょう。
5ライター(着火用)
お線香やろうそくの「もらい火」はマナー違反。
6札所リスト
お寺の場所はもちろん、周辺観光ガイド付きのものも。書店で買えます。
身の周りのもの
1歩きやすい靴
坂道や階段が多いので、スニーカーやウォーキング用の靴がおすすめ。
2着替え
突然の雨や汚れはもちろん、気温の変化にも対応できるよう予備の服は用意して。
3タオル
汗をふいたり、ときには防寒にも。万能なタオルは多めにあると便利♪
4お薬
念のためカバンに入れておきましょう。湿布や絆創膏もあると安心。
5クリアファイル
しおりやカタログをとっておくのに便利です。水濡れに強いジッパーバッグもおすすめ。
6ビニール袋
ゴミだけでなく汚れた衣類を入れるのにも使えるビニール袋は、2〜3枚あると便利!
知っておきたいお遍路のマナー
自由なスタイルでOK!…とはいっても、あくまでお遍路は修行の旅。
最低限のルールを守って、スマートでステキなお遍路女子になりましょう!
お遍路初心者のためのお参り講座
- 山門の前で合掌して、一礼。
- 手を洗い、口を清める。(鐘をつける札所では、ここで1度鐘をつきます)
- 本堂→大師堂の順でお参りします。
ろうそく→線香→納札を納める
- 合掌の後、お経を奉納(読経、写経)。
- 納経所にて、納経帳に御朱印をいただく。
お遍路女子の3か条
- お遍路さんに出会ったら、笑顔で挨拶すべし。
- 観光気分もいいけれど、礼節はきちんとわきまえるべし。
- 朝早く、日が落ちる前にお参りすべし。