石手寺の歴史・由来
豪族越智玉純がこの地が霊地であると感得、熊野十二社権現を祀ったのを機に鎮護国家の道場を建立し、聖武天皇(在位724~49)の勅願所となった。その後、行基が薬師如来像を彫造して本尊に祀り開基したという。 創建時は「安養寺」の名であったが、四国遍路のはじまりと伝承される衛門三郎伝説にちなんで「石手寺」に改名したと伝えられる。鎌倉時代の風格を備え、曼荼羅形式の伽藍配置を現代に伝える名刹で、堂塔の多くが国宝、国の重要文化財に指定されている。
石手寺の詳細情報
宗派 | 真言宗豊山派 |
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本尊 | 薬師如来 |
開基 | 行基菩薩 |
創建 | 平元年(729) |
住所 | 〒790-0852 松山市石手2-9-21 |
電話 | 089-977-0870 |
駐車場 | |
宿坊 | なし |