南光坊の歴史・由来

四国霊場で唯一「坊」がつく寺院。伊予水軍の祖といわれた国主・越智玉澄が瀬戸内海に浮かぶ大三島に大山祇神社を建てた際に二十四坊の別当寺も建立。その後行基がそのうちの八坊を「日本総鎮守三島の御前」と称して奉祭した。天正の兵火でことごとく焼失したが、南光坊だけが別宮の別当寺として再興された。境内は広く市民の散策の場となっており、松尾芭蕉・山田静道・織田子青らの数多くの句碑や記念碑が並ぶ。
南光坊の詳細情報
宗派 | 真言宗御室派 |
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本尊 | 大通智勝如来 |
開基 | 行基菩薩 |
創建 | 大宝3年(703) |
住所 | 〒794-0026 今治市別宮町3-1 |
電話 | 0898-22-2916 |
駐車場 | |
宿坊 | なし |