長尾寺の歴史・由来

静御前が得度して尼になった寺として有名。縁起では、行基が道端の柳に霊夢を感じ、その木で聖観音菩薩像を刻み安置したのが始まりという。その後、入唐前の弘法大師が訪れ、五穀豊穣を願って護摩修法を行い護符を人々に授けた。その伝統は現在にも受け継がれ、毎年正月七日には「大会陽福奪い」が盛大に開催されている。仁王門の左右には一対の凝灰岩製の経幢があり、元寇で戦死した招聘の菩提を弔う供養塔と伝えられている。維新後は一時、本坊が学校などの公共施設に提供されたこともある。
長尾寺の詳細情報
宗派 | 天台宗 |
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本尊 | 聖観世音菩薩 |
開基 | 行基菩薩 |
創建 | 天平11年(739) |
住所 | 〒769-2302 さぬき市長尾西653 |
電話 | 0879-52-2041 |
駐車場 | |
宿坊 | なし |